kintoneで進めるDX推進指標とITコーディネーターのIT経営フレームワークの連携アプリ群
DXも、IT経営も、デジタル化すらままならない中小企業の皆様。何故なんでしょうか…。焦燥感と徒労感。DX疲れもよく聞くようになりました。そんな中小企業の皆様を「kintone導入・活用」をきっかけにしてご支援できればとして生まれたのがこのアプリ・パック(非売品)です。
■「自社のDXって何?」の問いに疲れている方
DX(デジタルトランスフォーメーション)には経産省から示された定義もあり到達まで3段階あります。しかし「自社のDXの姿(あるべき姿)」をどうやれば見つけられるのか?を考えるのに疲れてしまった方も多くいらっしゃいます。様々なセミナーに出たりコンサルタントの方に相談したりしても答えが見つからず、徒労感が募っている方も多く見かけるようになりました。


■経産省が提供する「自社のDXの描き方」の手法をご存じですか?
意外と知られていない経産省の「自社のDXの描き方」の手法をご存じですか?優秀なコンサルタントの方々の手法が様々・多種多様にありますが、迷ったら経産省とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供する手法を「基本」として考えて見ませんか?その手法は「DX推進指標」と言います。
■業界・企業規模から描くDX推進の35指標
「DX推進指標」は、IPAのホームページから提供される「DX推進指標自己診断フォーマット(Excelファイル)」の35項目(9つのキークエッション/28のサブクエッションの組み合わせ)を5段階で現在の状況と3年後への目標を経営幹部や事業部門、DX部門、IT部門などの関係者が集まり議論しながら、記入して組み立てます。そしてDX推進に向けた「経営・ITシステムのあるべき姿」と現状のギャップを知り、経営層、事業部門、DX・IT部門など関係者どうしの目線を合わせ、今後の取り組みを考える土台とすることで「自社の有るべきDXの姿」を描きやすくするものです。

Web申請システム「DX推進ポータル」 にアクセスし、「DX推進指標自己診断フォーマット」を自己診断結果として提出することで、同業種・同規模企業等の取り組みのベンチマークレポートがもらえます。ほかの企業や業界の取り組み状況を知って自社の位置付けを把握することで、次にとるべきアクションについての理解をより深めやすくなります。
この取り組みを自社で進められる方は「DX推進指標」のリンク先からフォーマットをダウンロードして進めてください。ここから先は35項目やフォーマットを見て「難しそう…」「自社ではムリ…」と思った方に取り組んでいただく為のご案内になります。


■「DX推進指標」を進めるのが難しいと感じる理由は?
「DX推進指標」での取り組みが難しいと感じる理由は主に下記の2つです。
①検討・協議する環境がない。
②元ネタがない。整理されてない。
「①検討・協議する環境」というのは下記のことです。
・担当やプロジェクト・チームを作る。
・定期的な検討会を計画する。
・慣れた議長役(ファシリテーター)を任命する。
・検討結果(議事メモ)をテーマ毎に保管と振り返りをする。
・次回の検討までに情報収集等準備をする。(ToDoを明確に登録・管理する。)
・検討結果を関係者に共有し、検討・議論を深める。
・関係部門にも同テーマで検討・議論してもらい結果を保管・共有する。
・皆で今年の最終結果を議論してまとめる。(合意形成をする。)
・最終結果を元に行動計画(施策とToDo)を決める。(合意形成をする。)
・行動結果を総括して見直す。
・次(次年度)のDX推進指標の検討日時を決める。
・次(次年度)のDX推進指標で今年の検討結果と行動結果を見直す。
「②元ネタの整理」というのは下記のことです。
・業務のお困りごと(問題・課題・相互の関わり)を洗い出す。
・事業における社内外の脅威や機会を洗い出す。
・ITの活用内容と活用状況を洗い出し評価する。
・業務や事業の問題・課題を解決できそうなIT活用を考える。
・会社全体の問題や短中期の取り組み方針を見直す。
ちなみに「②元ネタの整理」はITコーディネーターのフレームワークでは「IT経営実現領域(B)」を中心とする情報のことで「経営戦略プロセス」「業務改革プロセス」「IT戦略プロセス」「IT利活用プロセス(3ステップ)」の階層となっており、それぞれ密接な関係を持っている「IT経営の骨格」と考えます。

「DX推進指標」の中では元ネタを「中期経営計画」「IT資産管理台帳」「経営会議資料」等の社内資料としています。これらは特別な環境や取り組み、情報や資料ではなく中小企業の皆様の中にも十分に存在しているものになります。「そんなの判っている。」という声が聞こえてきそうです。


敢えてDX推進とIT経営のお困りごととしてまとめると…

・経営・業務・ITそれぞれ問題・課題や資料・知見もバラバラ。
・蓄積→継承→発展→精査(グループ化等)→継続の仕組みがない。
・テーマが判らない。テーマが多すぎる。
・テーマ同士のつながりが判らない。優先順位付けれない。
・個別&関係性のあるテーマで効果の範囲と価値や確信が見通せない。
・IT経営の企業文化がない。作れないと思っている。
・お金ない。人材(知見・意欲)ない。時間ない。進め方判らない。
・所詮ITの取り組みは間接業務。投資するなら事業に直結するものへ。
・でも諦められない。衰退の自覚。不安。焦り(特に事業継承の方)

ここを解決できれば進むと考えます。その答えがkintoneで進めるDX支援&IT経営アプリ・パック。
kintoneを導入して顧客管理やワークフローなどの業務システムを構築する機会に一緒に導入することでDXとIT経営を推進するきっかけとしてほしいアプリ群です。
特にITコーディネーターや中小企業診断士の方が中小企業の皆様を先導役(≒ファシリテーター)として支援される際に使って頂きたいパックです。
アプリ構成


価格とご提供
当面は非売品としております。下記の方は当社からのメールマガジン(無料)の購読を条件に無償でご提供します。
・ITコーディネーターの方(登録番号をお知らせください。)
・中小企業診断士の方(登録番号をお知らせください。)
・当社からkintoneのライセンスを購入された方
・ビジネス・アライアンス・コンソーシアムの会員でBWGに所属・活動されている方
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