DX認定支援

DX認定は日本の経済産業省が定めた「情報処理の促進に関する法律」に基づき、デジタルトランスフォーメーション(DX)に積極的に取り組んでいる企業を国が認定する制度です。

「DX認定」取得のメリット

■メリット1:DX認定制度ロゴマークの使用
企業の信用度の向上
人材(DXを意識する優秀な)の獲得

■メリット2:中小企業を対象とした金融支援措置
日本政策金融公庫による金利優遇/基準利率よりも低い特別利率(1.10%)で融資
中小企業信用保険法の特例/信用保証のうち、普通保険等とは別枠での追加保証や保証枠の拡大

■メリット3:人材育成のための訓練に対する支援措置
訓練経費(最大75%)や訓練期間中の賃金の一部(最大1,000円/時間)等について助成

■メリット4:DXセレクションやDX銘柄への格上げ認定

■メリット5:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の加点項目
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を申請した際に、加点対象になる。

メリットだけではないIT経営における「DX認定」の効果

DX認定は所定の「DX推進指標(Excel)」チェックを元に、Word書式に記載して経産省/IPAに申請します。更に内容(一部で可)を公表(≒宣言)する必要があります。

「公表」の媒体は申請企業のホームページが一般的です。その効果は
 ・社内の「本気度」が変わります。
 ・公的かつ外部の目に晒されるプレッシャーが「緊張感」と「本気度」を醸成
 ・更新申請する為、少なくとも当初2年間は実現・推進に向かって努力(理由)
 ・皆で協議なので社内の皆さんにも「合意」したというコミットメントを生む

この「協議・本気・一丸・取組活動の理由」という「効果」に価値があります。

よって下記の企業の方は特に効果があります。

・中小~中堅企業の方:「本気で協議・本気で一丸・本気で活動」の姿勢を作りやすい。
・HPが古い方:これを機会に心機一転の「変化」を内外にアピールしやすい。
・事業継承者の方:結果として2年間という期間で新体制(その中核)を組み上げます。
・採用のアピールが弱い方:「公表」内容で公明正大さとDXビジョンを訴求できます。

DX推進指標によるDX推進方針のチェックと作成

DX認定に際して経産省/IPAから提供されるDX推進指標のチェックシートを使って自社のDX方針のチェックと作成を行います

DX認定取得に向けた取り組み例

DX認定取得に向けて下記の取り組みを進めます。より深く、関係部署での協議や競合の調査などを進めるやり方もあれば、まずは中核メンバー・中核部門が叩き台を作り、関係部門と協議・合意形成を行って進めるパターンもあります。いずれにしても「経営計画」の元ネタになり、自社のIT経営を大きく進めることに繋がります。

当社はローコードツール「kintone」を使ってDX認定を支援するアプリパック「DX推進(DX認定)&IT経営アプリパック」を提供しております。そちらもご参照ください。